むねじのつぶやき(市長のフォトレポート)【令和5年1月~3月】
更新日:2023年3月31日
復活!少年柔道大会
令和3年に大野城南柔道クラブ(スポーツ少年団)と白木原少年柔道クラブ(学校開放登録団体)の指導者10名で設立された大野城市柔道連盟(安達健治会長)が、歴史ある「大野城市少年柔道大会」をスポーツ協会などの協力を得て、3月26日(日曜日)に総合体育館において10年ぶりに開催しました。
市制50周年記念の冠をつけた本大会には、筑紫地区の小中学生80余名が出場し、団体戦と個人戦で熱戦が繰り広げられました。柔道は日本発祥の武道として世界に競技人口を広げています。私は挨拶の中で、講道館柔道の創始者である嘉納治五郎先生の教え「自他共栄」について話をしました。稽古で鍛えた自分の技を披露できる場があることへの感謝や、共に畳の上に立つ相手を敬い、共に栄えてほしいという思いを伝えました。団体戦の優勝は筑紫道場Aチーム(筑紫道場)、個人戦では、学年別男女別に20名の子どもたちが優勝を飾りました。
総合体育館体育室に戻った柔道を愛する猛者たちの歓喜の声と若者への期待の眼差しが印象に残る立派な大会でした。関係者の皆さんの流してこられた汗に心から敬意を表します。今後は、さらに大会運営に改善を進めながら、次代を担う子どもたちのために長く回を重ねていただきたいと願うばかりです。将来の金メダリスト誕生を夢見ています。
(令和5年3月31日 井本 宗司)
初のオリジナルフレーム切手を販売~市制50周年・クロージング迫る~
市制50周年を記念した「オリジナルフレーム切手」が日本郵便から販売されることになり、3月13日(月曜日)に市役所で贈呈式が行なわれました。
贈呈式には、今回の記念切手の発行・販売にご尽力いただいている大野城市内郵便局の局長はじめ日本郵便の皆さんが出席されました。すでに3月15日(水曜日)から販売が始まっています。市制50周年記念事業の出来事や市制施行時の写真、「大野ジョーくん」と「まどかちゃん」のイラストなどを使用したデザインで、シート単位での販売となっています(販売価格は税込みで1,330円)。
3月31日(金曜日)の「クロージングセレモニー」でも切手販売が予定されていますが、販売枚数(400シート)に限りがありますので、早めに最寄りの郵便局でお買い求めいただくのが確実です。
さて、いよいよ令和4年度の最終日が近づいてきました。市役所のまどか広場と南駐車場周辺で午後4時から、市制50周年記念事業の締めくくりとなる「クロージングセレモニー」を行ないます。
45,000個のペットボトルキャップで作成されたモザイクアートを解体するお別れ会や記念スライドショー、記念曲の披露やプロジェクションマッピングの庁舎壁面への投影など、実行委員会の皆さんに総力をあげて準備していただきました。セレモニーの概要は下記のとおりとなっていますので、皆さん、是非お立ち寄りください。(雨天時は「まどかぴあ」にて)
(令和5年3月24日 井本 宗司)
シルバー人材センター・40周年記念式典 ~人生100年時代を迎えて~
『公益社団法人大野城市シルバー人材センター』は、昭和57年(1982年)9月に設立され、40周年を迎えました。
3月11日(土曜日)、「大野城まどかぴあ」で行なわれた記念式典と記念イベントに出席しましたので報告いたします。
設立当初は320名だった会員数は、現在450名を越え、契約金額も40年間で2,800万円から1億4700万円へと拡大しています。人生100年時代を迎えた今、シルバー人材センターは高齢者の就業ニーズを的確に捉え事業を展開する、地域社会の福祉向上の一翼を担う大きな存在に成長を遂げてきました。今後は、会員の皆さんの豊富な経験や技能、知恵と人脈などを活かした生涯現役の旗手を自認する集団として、職種を広げ発展されることを期待しています。
式典では、センターの発展に寄与された団体や高年齢会員をはじめ、歴代理事長、永年役員の皆さんに対し、記念表彰も行なわれました。
[下欄の添付パンフレットについて]シルバー人材センターでは、新規会員を募集しています。仲間とともに元気に生涯現役を目ざされる皆さん(60歳以上)、入会説明会へどうぞ!!
(令和5年3月17日 井本 宗司)
卒業式に間に合った!!~筑紫中央高校の新校舎竣工~
2021年(令和3年)10月から建築工事が始まった福岡県立筑紫中央高等学校(林節子校長)の新校舎の竣工式が3月1日(水曜日)の「卒業証書授与式(卒業式)」の当日に行なわれました。
筑紫中央高校は、大野城市で唯一の県立高校です。同校は1917年(大正6年)「筑紫実業女学校」として開校し、1928年(昭和3年)には「筑紫高等女学校」に改称。1955年(昭和30年)に雑餉隈から下大利の現在地に移転してきました。
私にとって感慨深いのは、1月に急逝した母が本校の卒業生だったということです。2017年(平成29年)に行なわれた創立100周年の記念事業を誇らしく語っていたのが思い出されます。
創立100周年事業を締めくくる新校舎の建築に向けては、新校舎建設期成会を組織し、同窓会(鬼塚春光会長)、PTA、歴代教職員、近隣地域の方々を巻き込んで運動が繰り広げられました。もちろん、福岡県との交渉については井上順吾、井上博隆両県議の貢献度は大でした。当然、私も地元市長としてメンバーに入り、高架後の新下大利駅との連携を模索してきました。
正門が校舎南側から、下大利駅にアクセスしやすい東側に変わったのは画期的でした。新校舎前の高架下には大屋根や多目的施設が整備されます。51年目に踏み込む大野城市の新しいにぎわいの拠点が、これから形作られていくことになります。
マスクを着用し、我慢を強いられた3年間でしたが、卒業生たちの弾ける笑顔に救われました。コロナ禍でも創意工夫を凝らしてゼロから企画した体育祭や文化祭、激しく変化する社会環境に対応する重要なヒントを100年の歴史の中から学びとったのではないでしょうか。
大野城市の市制施行50周年では、書道部やダンス部、吹奏楽部など多くの生徒の皆さんにイベントを盛り上げていただきました。
卒業生のみなさん、おめでとう。そして、心からあ・り・が・と・う!
[追記]
3月21日(祝・火曜日)に「竣工記念フェスティバル」が開催されますので案内パンフレットを添付します。近代的デザインの新校舎をご覧になりませんか。
(令和5年3月10日 井本 宗司)
~ つぶやき再開 ~
「50周年事業」がフィナーレへ
大野城市が市制を敷いた年の1月、大野町最後の成人式で私たち同級生はお祝いをしてもらいました。爾来50年、わが故郷は10万都市の仲間入りをし、半世紀の歴史を祝う記念事業が、令和4年度の一年間、様々な場面で進められてきました。
私も古稀を迎えました。50年の歴史は平坦な道のりではなく、多くのできごとが思い出されます。市民それぞれが記憶に刻んだ市制50周年でしたが、いよいよ3月31日(金曜日)にはクロージングの日を迎えます。
当日は、16時から大野城市役所南駐車場周辺で、セレモニーや記念スライドショー、記念曲「わたしは風」の披露、締めくくりには「継承」をテーマとした「プロジェクションマッピング」が市庁舎南壁面に投影されます。
マルシェの出店もありますので、皆さんお揃いでご来場ください。
ところで皆さん、「未来配達便」をみらいの人たちに出されましたか?
40周年事業に続いて、私は、今回も10年後の家族にメッセージを送りました。還暦から古稀へ、そして元気であれば、ともに傘寿を迎えている妻にも一通。
これからの10年を長く感じるか?短かく感じるか?若い頃の10年間とスピードと変化、密度そして持っている時間が違います。とにかく辿り着くことこそが目標になりそうです。
さぁ、「未来配達便」が届く60周年に向け、次の一歩を踏み出しましょう!
(令和5年3月3日 井本 宗司)
いつも、「むねじのつぶやき(市長のフォトレポート)」をお読みいただきありがとうございます。
「むねじのつぶやき(市長のフォトレポート)」の更新は、しばらくの間おやすみさせていただきます。
(令和5年1月20日 井本 宗司)
SAVE MY TOWN~消防出初式~
新年あけましておめでとうございます。
今年もコロナ禍での年越しとなりましたが、皆様には希望あふれる初春をお迎えのこととお慶び申しあげます。卯は象形文字で開門の形、新芽が2つに分かれて地上に出てくる形と言われています。これまでに蒔かれた種が、アフターコロナのニューノーマル社会において豊かに実るための芽生えの年なることを願って止みません。
さて、令和5年「むねじのつぶやき」第一声は、1月8日(日曜日)に開催された那珂川市・春日市・大野城市合同の「消防出初式」(大野城市立大利中学校にて)です。コロナ対応により雨天中止もありうるとのことでしたが、市制50周年の一連イベント同様の快晴。式典は縮小・簡素化され参加の署・団員は351名でした。祝賀会も中止となりましたが、新春を飾るにふさわしく、華やかな中にも厳粛なる式典を披露することができました。
災害発生時に最前線で消防防災活動を担う消防団員の数は、全国では1955年(昭和30年)の約200万人から、今や80万人を切っています。3市の定数も合わせると588名ですが、団員数は500名となっています。大野城市においては女性消防団や少年消防クラブの組織拡充にも力を入れているところです。
消防団員は他に本業を持ちながら、権限と責任を有する非常勤特別職の地方公務員として「自らの地域は自らで守る」という思いで厳しい訓練に耐え、災害に備えています。若き団員の加入・推薦へのご協力をお願い申しあげます。
コロナ感染第8波が拡大する中で行なわれた今年の「消防出初式」でしたが、私は寒風に立つ署員・団員の姿に消防大精神の真髄を見ることができ、大変誇らしく思いました。
地震は必ず来ます。消防署・団の皆さん、今年も宜しくお願いいたします。ともに頑張りましょう。
(令和5年1月13日 井本 宗司)
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総合政策部 秘書室 政策秘書担当
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