むねじのつぶやき(市長のフォトレポート)【令和2年10月~12月】
更新日:2020年12月25日
継承される伝統工芸、博多織。
まずは、メリークリスマス!!
コロナ下でのクリスマスを静かにお過ごしでしょうか。サンタさんも3密対応で苦労しているようですが、今年はかけがえのない家族や大切な人とゆっくりと楽しい時間を持っていただきたいと思います。
今日の報告は、12月19日(土曜日)に福岡アジア美術館で行われた「博多つくりべデザインコンクール・表彰式」の模様です。
このコンクールは、世界に通用する博多織クリエーターの育成に尽力されている博多織デベロップメントカレッジ〔学長は重要無形文化財「献上博多織」技術保持者(人間国宝)の小川規三郎氏〕が主催され、今回で21回目となります。(大野城市後援)
応募総数435点の中から32名の高校生の皆さんが入選・入賞の栄誉に輝きました。可能性にあふれる高校生の斬新なデザインは780年の伝統を持つ博多織に、毎回新しい息吹を吹き込んでくれているように感じます。
(追記)
11月14日(土曜日)・15日には「第118回博多織求評会」が博多織ゆかりの「承天禅寺」で開催されました。今年も各織元や工房の職人による着物や帯などの色鮮やかな約230点が出品されていて、継承されてきた伝統に圧倒される感動のひとときをいただきました。
「博多織デベロップメントカレッジ(DC)」の生徒さんの作品も多数展示されていました。DCは開校から15年になりますが、今年初めて2期生の岡部由紀子さんと古賀陽子さんが「伝統工芸士」に認定されました。
☆次回の更新予定日は1月8日です。
来る年が皆様にとって実り多い一年でありますように。
(令和2年12月25日 井本 宗司)
三省製薬株式会社にお礼状贈呈~手指消毒用アルコールの寄付に対して~
大野城市では、2月10日に「新型コロナウイルス感染症対策本部」を設置以来、12月17日までに107回の会議を開いて、迫り来るCOVID-19への対応をスピード感をもって進めてきています。
この間、感染症対策の支援物品の寄付が、個人や企業、団体の皆様から多く寄せられ、公共施設、福祉施設、医療施設などで有効に活用させていただいています。
上掲の写真は、これまでに総量215Lの手指消毒用アルコールを継続的に寄付をしていただいている三省製薬株式会社(大野城市大池)へのお礼状贈呈式の時のものです。
12月10日(木曜日)に陣内宏行社長が来庁され、60年の歴史と伝統を持つ地元企業としての地域貢献への思いを語ってもらいました。今や東京にも拠点をもち、植物や微生物などの天然由来の素材から、有効性の高い化粧品成分の開発を続けている業界トップクラスの研究スタッフを擁する斯界の名門とも言えましょう。
私が若い頃勤めていた九州生産性本部の研修事業には、先代の陣内凡夫氏をはじめ新進気鋭の皆さんがたくさん参加されていたのを、地元の一青年として誇らしく思っていました。
平成29年11月には敷地内に保育園も開園され、地域の子どもたちの受入れもされています。また、ふるさと納税の返礼品にも提供いただいています。
今後も地域密着型企業として、これまでに培われてきた経営理念にさらに磨きをかけ、100年企業に向け一段の飛躍を期待いたします。
(令和2年12月18日 井本 宗司)
静寂のなか、願いが込められたイルミネーション。
今年は新型コロナウイルス感染症の拡大回避のために、春から夏、そして冬にかけて多くのイベントが中止や延期となりました。大野城市内では今、来年への期待と願いを込めて、イルミネーションがいたるところで色鮮やかに光を放っています。
私は12月6日(日曜日)に市内を回ってみましたが、民家の生垣や壁づたいに、たくさんの電飾(イルミネーション)が、一年分のにぎわいをとり戻さんばかりに道行く人の足元を照らしていました。
冒頭の写真は、「どんぽの森を育てる会」(楠林義治会長)の皆さんが11月上旬から準備してこられた、年末恒例『第9回光の祭典』のイルミネーションです。小学生児童の皆さんが丁寧に描いた紙行灯が遊歩道に並び、中学生生徒が願いを込めた竹灯籠は「あまびえ」の姿を暗夜に浮かびあがらせていました。秋の落葉拾いには地域の方々が中学生といっしょに集まり、ゴミ袋数百個に及ぶ清掃作業を行ったそうです。
何日もかけて準備された製作スタッフの皆さんの願いに心を走らせ、非日常が日常と化した一年間の「つらさ」「悲しみ」「くやしさ」「悔い」を一瞬忘れさせてくれるこの光スポットに、是非足を運び、ご覧ください。
(令和2年12月11日 井本 宗司)
年末警戒始まる
~子の安全 守る笑顔の パトロール(福岡県の標語最優秀作より)~
年末年始には人の移動が増え、空き巣や交通事故、火災に加えて、今年はコロナ禍に乗じた犯罪にも注意が必要となります。冒頭の写真は、去る11月25日(水曜日)に行われた年末恒例の「第12回筑紫地区年末年始特別警戒パトロール隊出陣式」の模様です。
今年は、新型コロナウイルス感染症予防のために、例年、列を組んで参加される徒歩部隊の姿はなく、車両部隊のみの出陣式となりました。
10月末の暫定値ですが、筑紫管内(5市)の刑法犯発生状況(1,724件、前年比マイナス17.3%)や人身事故(1,539件、マイナス14.5%)、火災(57件、マイナス16.2%)と減少傾向にありますが、車上ねらい、住宅対象侵入盗、交通事故死者数などは昨年比で増加しています。
筑紫5市は「日本遺産」に広域認定されたように、古代から繋がりも深く、共働による地域づくりが行われてきました。自分の地域は自分たちで守る心意気で、皆さんもコロナ禍の年越しに備えてまいりましょう。
追記~防災訓練の報告~
11月28日の午後、今年で2回目となる「大野城市民総ぐるみ防災訓練」を規模縮小にて実施しましたので、報告いたします。
(令和2年12月4日 井本 宗司)
KBC「ふるさとWish」放送中
昨年7月に続いて、今週月曜日(16日)から日曜日(22日)にかけて、KBC(九州朝日放送)の「ふるさとWish」で大野城市が紹介されています。
昨日(11月19日)は、ギター侍・波田陽区さんが一年ぶりに大野城市役所に来られ、ラジオ番組「川上政行 今日もしゃべりすぎ!」の中で生中継されました。
昨年は市長室でまちの魅力などのやりとりをし、大いに賑わいましたが、今年はコーナー企画として「新人さんいらっしゃ~い」とテーマを絞られ、入庁1年目の齋藤明日香さん(ふるさと文化財課の文化財技師)と一緒に出演しました。波田さんと私はハッピを着こんで登場し、日本遺産に広域認定された大野城市の文化財のことや映画の話、私の座右の銘など話が弾み、あっという間の15分間でした。
今回の「ふるさとWish」は、太宰府市と共同の企画となっています。21日・22日は、テレビ生放送や靴職人・阿久津周平さんのテレビ出演なども予定されています。
古代から、ともに支えあって繁栄をとげてきた太宰府と大野城に今、注目が集まっています。両市のPRキャラクターである「大野ジョー」(大野城市)と「おとものタビット」(太宰府市)も仲良く登場しています。
コロナ禍で外出自粛をしておられる皆さんに、少しでも元気を届けることができれば幸いです。再びの新型コロナウイルス拡大の気配、マスク着用など日々の対策についてもご協力を宜しくお願いいたします。
(連絡)来週の「つぶやき」は、お休みします。
(令和2年11月20日 井本 宗司)
まちぴか市民運動~ゴミをまたぐな~
『まどかフェスティバル』の中止に伴い、恒例の「御笠川・牛頸川・平野川フェスタ」(両岸のゴミ収集活動)は開催できませんでしたが、「まちぴか市民運動」は統一行動として11月7日(土曜日)にゴミの収集を実施しました。
今年は、コロナ対応として3密を避け、個人・グループが常日頃活動されているエリアでの環境美化活動を広く呼びかけました。市役所では、職員有志が二手に分かれて午前9時から周辺地域のゴミを拾って回りました。
目につくのはタバコの吸い殻と空き缶、まだまだポイ捨て族が大勢いるということです。「ゴミをまたぐな」とは、足もとにゴミを見つけたら通り過ぎてはならないということです。国民教育の父・森信三師曰く「足もとの紙クズ一つ拾えぬ程度の人間に何が出来よう」と厳しく指摘されています。
次の写真は、市の呼びかけに呼応して活動していただいた団体のうちの3グループです。
ゴミ拾いや掃除をすると心も整い、さわやかな気持ちになります。「日本遺産」の認定をいただいたわがまちをぴかぴかにして、遠来のお客様をお迎えしましょう。まずは、巣ごもりをしているわが家の周辺から。
(令和2年11月13日 井本 宗司)
動き始めた市民、3密回避を!
コロナ前の休日といえば、早朝から夜遅くまで、案内をいただいた会合には少しでも顔を出すように努めていましたが、コロナ禍で様相は一変しました。
それでも各団体は知恵を絞り、書面決裁やweb会議などによって組織運営を行ってきています。
また、各種のイベントや大会・集会については、中止・延期措置が多いものの、3密回避対策が敷かれ、万全な態勢のもとで運営に汗をかいておられます。
非日常となっていた「休日の自分の時間」が3月以降は随分とれるようになりましたが、世の中の時間がコロナで止まってしまった感は否めません。「綿々と培い繋いできたものを止めてはならない。」「限られた人生という時間に空白を作ってはならない。」と、ここにきて人々は自衛手段を幾重にも張って動き始めているようです。
11月1日の日曜日、久しぶりに5会場に足を運びました。
〔ここふるハロウィン2020〕
〔大野城市体育協会長杯バレーボール大会(一般女子の部)〕
〔つなぐマルシェ〕
〔カレンダー原画展〕
〔日中青少年書画交流大会〕
欧米では感染拡大の第2波が広がりつつあり、各国政府が対応に迫られています。今後、年末から年始にかけて、人の動きが広範囲にわたることが予想され、まだまだ油断は禁物です。組織の維持や経済の浮揚と新型コロナウイルス+インフルエンザウイルス回避の両面作戦をいかにとるかが国・地方問わず最重要課題となっています。
市民の動きは急を告げているように見えますが、大野城市は独自のガイドラインも設け「市民の命を守る」を第一義として諸施策を進めています。非日常の年越しとなることも覚悟して、市民総ぐるみでコロナ回避の準備を怠りなく行い、希望に満ちたオリンピック・パラリンピックイヤーを迎えたいものです。
(令和2年11月6日 井本 宗司)
ペットボトルキャップでワクチンを~目標8万個~
11月29日に予定されていた「大野城市ふくしフェスティバル2020」はコロナ禍により中止となりましたが、代替企画としてペットボトルキャップ収集を行い、今年も福祉啓発を図ることになりました。
〔ペットボトルキャップベアの設置場所〕
1. 11月3日から29日まで…大野城心のふるさと館1階
2. 11月30日から12月25日まで…大野城まどかぴあ1階
(お願い)キャップは汚れを落としてお持ちください。
集められたペットボトルキャップはリサイクル資源として売却され、その利益を寄付することで世界の子どもたちにワクチンが贈られることになります。ワクチン100人分に相当するキャップ8万個を目標に、「ふくしフェスティバル」への参加予定団体や学校をはじめ広く市民の皆さんに協力を呼びかけています。(「認定NPO法人世界の子どもにワクチンを日本委員会」に寄付された浄財は、ユニセフを通して、ワクチンの支援が必要な子どもたちに届けられます〔協力:イオングループ〕。)
追記
市民の皆さんに福祉について理解を深めていただこうと、「ボランティアパネル展」も代替事業として企画されていますので、是非ご覧ください。
- とき 12月18日(金曜日)~25日(金曜日)
- ところ 大野城まどかぴあ1階ギャラリーモール
(令和2年10月30日 井本 宗司)
地域の安全を守る人たち
先週から今週にかけて、筑紫地区の安全と安心を守るまちづくり組織の集まりが続きましたので紹介いたします。
◆10月16日(金曜日)
「暴力追放事業体等筑紫地区協議会」定例会(大野城市役所)
筑紫地区の事業体と公共機関並びに行政が一体となり警察と連携をとって、あらゆる暴力を追放排除する運動を展開しています。
福岡県には指定暴力団が5団体あり、依然として市民生活を脅かす存在であることは間違いありません。今定例会では、福岡県警察で、工藤会の壊滅作戦を指揮された藪正孝氏(現・福岡県暴力追放運動推進センター専務理事)に暴力団の真の姿と市民運動のあり方について講話をいただきました。
◆10月17日(土曜日)
「第1回瓦田校区・白木原校区子ども見守り隊合同研修会」(大野小学校)
大野小学校区で瓦田・白木原両区合同の研修会が初めて開催されました。登下校時には、PTAの皆さんやシニアクラブ、民生委員・児童委員、福祉推進委員などの方々が児童の安全確保のために見守り活動を続けておられますが、今回は、瓦田区「かわら会」と白木原区「白木原子ども見守り隊」が一堂に集まり、春日警察署交通課の皆さんから「街頭における保護誘導活動」の留意点など、実技講習を交えて指導いただきました。
田中・白木原区長、藤田・瓦田区長、平野・大野小学校長はじめ60名以上の出席があり、子どものいのちを守る活動のこれからの広がりが大いに期待されます。
◆10月19日(月曜日)
「筑紫地区安全安心まちづくり推進功労及び防犯功労等に対する表彰伝達式」(春日警察署)
毎年開催している筑紫5市と関係機関による「安全安心まちづくり推進大会」を「3密」回避の観点から中止としたため、各種の表彰伝達式を春日警察署と筑紫野警察署で実施しました。
受賞されたのは「おおのじょう少年消防クラブ」「牛頸区防犯パトロール隊」など、筑紫5市関係の48団体と個人22名です(当日は9団体、5名の方が代表して出席されました)。
また、10月14日(水曜日)には春日警察署より令和2年度上半期の治安情勢についての報告を受けました。春日警察署管内の刑法犯認知件数や飲酒運転検挙件数は関係者の皆さんの活発な運動により減少傾向にありますが、これから年末・年始の年越し行事が続きます。ウィズ・コロナ社会での年越しのあり方はどうあるべきかなども考慮に入れながら、希望あふれる新年を迎えたいものです。事件、事故が増えてくる季節の到来です。地域の安全のため市民各位のご協力を宜しくお願いいたします。
(令和2年10月23日 井本 宗司)
今、ふるさと館がおもしろい。
「大野城心のふるさと館」は新型コロナウイルス感染症対策による緊急事態宣言を受けて2月29日から約3カ月間、休館を余儀なくされていましたが、その間に貯めていた職員のエネルギーが「日本遺産」の追加認定で今、爆発しています。10月8日(木曜日)に訪ねてみました。
◆コロナ禍で延期したミニテーマ展示「大野城市の戦争とくらし」(11月29日まで:無料)
◆企画展「発掘された大野城市の遺跡展」(3階企画展示室 11月29日まで:無料)
◆「大野ジョー」デビュー10周年記念企画・ロゴデザインの応募作品展示(1階ジョーホール 10月25日まで:無料)
ところで、10月12日(月曜日)には、「大野ジョー」の記念ロゴデザイン入選者の浜口ハルオさんへの表彰式を高知市とつないでリモートで行いました。
これから12月にかけて、「大野城まどかぴあ」をはじめ、シビックゾーン内のそれぞれの施設では、工夫を凝らした催しが数多く企画されています。巣ごもりの間を縫って、ちょっと出かけてみませんか。
(令和2年10月16日 井本 宗司)
辞令交付の秋
年度が切り替わる3月末から4月にかけて多くの辞令交付が行われますが、下半期に入る10月にも、任期満了などにより様々に退任や就任の辞令交付式が挙行されます。
〔10月1日(木曜日)・午前8時45分:朝倉市への派遣職員に対する辞令交付式と出発式〕
この辞令交付式は、2017年7月の九州豪雨から毎年のように被災が続く朝倉市における埋蔵文化財の発掘調査支援に、本市教育委員会 ふるさと文化財課山元瞭平文化財技師を朝倉市教育委員会 文化・生涯学習課へ12月31日まで派遣するためのものです。
林裕二朝倉市長とは福岡県議会議員の同期生という関係もあり、今も懇意にさせてもらっています。前回の派遣においても、大野城市職員の働きぶりに高い評価をいただいていました。
山元技師は辞令交付式終了後、激励の拍手を受け、直ちに朝倉市に向けて出発しました。
〔10月1日・午前11時:教育委員会委員の辞令交付式と感謝状贈呈式〕
教育委員会委員の任期は4年です。市議会の承認を得て松本民仁氏は2期目、山口典子氏は新任。松本氏は子ども会育成会での豊富な経験を生かした1期4年の実績が評価されたものです。山口氏はPTA役員を経験されており、保護者の立場からの意見が期待されています。
また、安部一枝氏は2期8年の長きにわたり、教育委員の重責を果たしてこられました。PTA活動の先輩として、また男女共同参画の観点からも本市教育行政の活性化に貴重な助言をいただきました。
この他、今週から来週にかけて、「情報公開審査会」「もやいネット大野城」「防災会議」「環境政策審議会」「人権政策審議会」「個人情報保護審議会」各委員の就任辞令の交付と退任委員への感謝状贈呈等が粛々と進められていきます。
コロナ禍社会においても、刻々と移ろう季節の中で、時を逸することなく、アフターコロナの新しい時代に備えなければなりません。それぞれに使命をもって構成された第三者委員会も、公平で公正な行政遂行のために、新しい人を迎え、さらに一歩前進しようとしています。
今日のブログでは、非日常の中でも行政事務として例年どおりに行われている秋の風景の一部を紹介いたしました。
(令和2年10月9日 井本 宗司)
林田スマさん(大野城まどかぴあ館長)からの報告
令和2年度の「男女共同参画社会づくり功労者・内閣総理大臣表彰」を受賞された、大野城まどかぴあ館長の林田スマさんが9月30日(水曜日)に報告のため来庁されました(冒頭の写真)。
例年であれば表彰は6月の男女共同参画週間(6月23日~6月29日)に、総理大臣官邸において総理大臣参列のもとで行われていますが、今年度は新型コロナウィルス感染症の影響で、福岡県において9月28日に伝達式が行われました。
スマさんは、嘉麻市のご出身で、RKB毎日放送の元アナウンサー。私も高校・大学時代は、深夜放送「ユー・アンド・ミー」や「スマッシュ・イレブン」の熱心な聴取者でした。明るくて、聡明な語り口は今も変わりありません。
1996年4月にまどかぴあ内に新しく設けられた「大野城まどかぴあ女性センター(現:男女平等推進センター)」の初代所長に就任ののち、2009年4月からは3代目大野城まどかぴあ館長を務めていただいています。(初代は故池田満寿夫氏、2代目は池田氏のパートナー・佐藤陽子氏)。
現在もテレビやラジオの番組を中心に、企業や各種団体の講習会やシンポジウム、対談など多方面で活躍しておられます。いわば、大野城市にとっては偉大なる広告塔にもなっています。スマさん発案の「深夜放送同窓会」も9回目を迎えますが、今年が最後の同窓会となります。
また、これまで、スマさんの声かけで、井上陽水さんやさだまさしさん、南こうせつさんなど、私にとっては青春時代のシンボリックなフォークシンガーの方々ともお会いすることができました。感謝するばかりです。
内閣総理大臣表彰は、スマさんにとっては人生の一里塚かもしれませんが、男女共同参画社会づくり功労者としての真価が問われるのは、これからと思います。最近立ち上げられたという「GO WITH~林田カンパニー」(人と人とをつなげて何かできないかと仲間と一緒に創設…西日本新聞の聞き書きシリーズより)の活動とともに、大野城市のアドバイザー的存在として、館長職に磨きをかけていただくことをお願いしました。
(令和2年10月2日 井本 宗司)
このページに関する問い合わせ先
総合政策部 秘書室 政策秘書担当
電話:092-580-1801
ファクス:092-573-7791
場所:本館3階