大野ジョーと行く!古代山城大野城 (7)
更新日:2019年12月5日
(広報「大野城」 平成27年10月15日号掲載)
大野城最大の守り 百間石垣と宇美口城門
宇美町から四王寺山に向かう林道を上がると、右側に大きな石垣があります。これが、大野城跡最大の石垣、百間石垣です。今は林道によって断ち切られていますが、反対側にも石垣が伸び、長さは150メートル以上あります。
石垣は、いくつかの谷と尾根をまたぐように築かれ、さまざまな大きさの石を積み上げています。
石は山肌を削り、岩盤にもたせかけるように積まれています。また、石の向きを交互に変えたり、奥行きの長い石を部分的に使ったりするなど、石積みの工夫がされていました。
また、林道のあたりには、城門があったと考えられています。昭和47年の復旧工事の際に、石垣の下を流れる四王寺川の中から、門の礎石が見つかりました。このほか2つの礎石が見つかっており、掘立柱式から礎石式に建てかえられたと考えられています。
宇美口城門の礎石は、県民の森センターと宇美町立歴史民俗資料館にあるじょー!
百間石垣は北の要だじょー!
ここが百間石垣!僕の髪形も石垣をモチーフにしているんだじょー!
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