【高齢者の方へ】熱中症に気をつけましょう
更新日:2022年7月1日
今年度は、全国的な猛暑により、福岡県においても「熱中症警戒アラート」が発表される日が続いています。
特に高齢者は、体内の水分が低下しがちで、暑さに対する感覚機能や身体の調節機能が低下していることから、熱中症への注意が必要です。熱中症対策を十分行いましょう。
注:「熱中症警戒アラート」とは、熱中症の危険が極めて高い気象状況になることが予測される日に、気象庁と環境省より発表されるものです。
熱中症警戒アラートは、こちらから確認できます(外部サイトにリンク)
高齢者のための熱中症対策(チラシ)(PDF: 1,819KB)
熱中症予防1 暑さを避ける
部屋の中でも注意が必要 エアコンなどを上手に使いましょう
- エアコンと扇風機や換気扇を併用し、体に直接あたらないよう風向きを調整しましょう。
- 遮光カーテン、すだれを活用し直射日光を遮りましょう。
- 室温・暑さ指数をこまめに確認しましょう。
熱中症予防2 水分補給
のどが渇いていなくても、こまめに水分補給をしましょう
- 1日あたり1.2ℓを目安とし、室内でも、外出時でも水分補給をしましょう。
- 大量に発汗する状況では、経口補水液など、塩分等も含んで補給しましょう。
外せる場面では、マスクを外しましょう
- 屋外で2m以上離れている場合や、距離が確保できなくても会話をしない場合は、マスクを外しましょう。
- 屋内でも、2m以上離れており会話しない場合は、マスクを外しましょう。
- マスク着用時は激しい運動は避けましょう。
高齢者の世話をする人が注意する点
- 体調の変化
体温、食欲、脇の下・口腔の乾燥具合、体重、血圧の変化、心拍数
- 環境
世話をする人がいない間の過ごし方、部屋の温度や湿度、風通し、換気、日当たり
熱中症の症状
めまい、立ちくらみ、手足のしびれ、筋肉のこむら返り、気分不良、頭痛、吐き気、嘔吐、倦怠感、虚脱感、いつもと様子が違う など重症になると…
- 返事がおかしい、意識消失、けいれん、からだが熱い
熱中症が疑われる人を見かけたら
- エアコンが効いている室内や風通しのよい日陰など、涼しい場所へ避難させる。
- 衣服をゆるめ、からだを冷やす。(特に首の回り、脇の下、足の付け根など)
- 水分・塩分、経口補水液などを補給する。
自力で水が飲めない、意識がない場合は、すぐに救急車を呼びましょう
- 暑さの感じ方は、個人差があります。体調変化に気をつけましょう。
- 熱中症による死亡者の約8割が高齢者です。
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関連リンク
- 環境省熱中症予防情報サイト(外部サイトにリンクします)
このページに関する問い合わせ先
すこやか福祉部 すこやか長寿課 地域包括支援センター担当
電話:092-580-2306
ファクス:092-572-8432
場所:本館2階