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養育費と面会交流の取り決めをしましょう
更新日:2019年08月09日
子どもにとって、両親の離婚はとても大きなできごとです。お子さんがこれを乗り越えて健やかに成長していけるよう、夫婦が離婚をするときに親としてあらかじめ話し合っておくべきことに、「養育費」と「面会交流」があります。
養育費
子どもを監護・教育するために必要な費用のことをいいます。一般的には、経済的・社会的に自立していない子が自立するまでに要する費用を意味し、衣食住に必要な経費、教育費、医療費などがこれに当たります。子どもに対し、親としての経済的な責任を果たし、子どもの成長を支えることは、とても大切なことです。子どもと離れて暮らすことになる親と子どもとの関係を大事にするためにも、離婚時にきちんと取り決めておくようにしましょう。
面会交流
子どもと離れて暮らしているお父さんやお母さんが子どもと定期的、継続的に、会って話をしたり、一緒に遊んだり、電話や手紙などの方法で交流することをいいます。離婚によって夫婦は他人になっても、子どもにとっては父母はともにかけがえのない存在です。面会交流は子どもの健やかな成長のためにとても大切なことであり、子どもにとって望ましい面会交流を行うためには、父母双方の協力が欠かせません。夫と妻という関係から子どもの父と母という立場に気持ちを切り替え、子どもの親同士というパートナーとして協力しましょう。
注:養育費の金額、支払時期、支払期間、支払方法、面会交流などの取り決めは、具体的に書面にするなどして、後で争いが生じないようにすることが大切です。
法務省では、「養育費」と「面会交流」の取り決め方やその実現方法について分かりやすく説明しています。詳しい内容については、下記関連リンク法務省ホームページで確認してください。
関連リンク
- 「子どもの養育に関する合意書作成の手引きとQ&A」(法務省ホームページ)(外部サイトにリンクします)