大野城市共働事業提案制度 令和3年度実施事業の評価について
更新日:2022年7月14日
令和4年5月18日(水曜日)に開催した推進委員会の結果を踏まえ、令和3年度に実施した共働事業の評価を行いました。
評価結果
事業プレゼンテーション映像および事業進捗状況資料等により、令和3年度末時点での評価を行いました。
報告事業:不登校児童生徒に対する訪問型支援事業【令和3年度事業(最終)】
実施主体
不登校児童生徒に対する訪問型支援事業実行委員会〔NPO法人まちづくりLAB、教育支援課〕
事業概要
対人や外出に不安・抵抗があり、適切な支援を受けられていない小中学生やその家族に対し、訪問型の相談支援及び学習支援を行うことで、対象生徒の不登校の解消やその後の自立を目指していくことを目的としている。
総括
- 共働事業提案制度が始まって以来、特に共働の意義が目に見える事業であり、高い評価につながった。新体制による今後の事業継続に期待したい。
- 事業の目的である「訪問支援(外部からの介入)」が確立できたことは、大きな一歩である。また、本制度での事業実施期間が終了しても継続しており、大変価値のある事業である。
- 事業スキームが確立しており、「事業再現性」についても十分評価できる。
報告事業:小学校における生物多様性の保全に関する環境教育事業【令和3年度事業(2年目)】
実施主体
しぜん・いきもの環境教育実行委員会〔一般社団法人まほろば自然学校、循環型社会推進課〕
事業概要
生物多様性の保全に関する環境教育を通して、こどもの「生きる力」の醸成と自然共生社会の実現に繋げていくことを目的としている。
総括
- 1年目2年目と比較して、より枠組みを超えた活動へと進んでいる姿勢が見えた点が一定の評価につながったと思われる。
- 事業計画を見るとニュースレター等にコストが偏っているようにも見える。市の事業に移行した場合など他の財源確保が困難となり、事業の継続ができるのか少し懸念される。あまり経費を掛けずに実施できる取組についても検討してもらいたい。
報告事業:リハビリ職員による訪問事業!健康寿命延伸プロジェクト【令和3年度事業(1年目)】
実施主体
リハビリ職員による訪問事業実行委員会〔NPO法人FSA、すこやか長寿課・介護支援課〕事業概要
専門職の介入が届いていない要支援者や通所介護施設を訪問し助言や指導等を行うことで要支援者の身体機能の維持・改善を図り、健康寿命の延伸につなげていくことを目的としている。総括
- コロナが要因で実施が困難だったが、どのような状況であったとしても公共サービスはなくならない。必要性の高い(意義深い)事業であることを認識し、取組を前進させてほしい。
- 今後の展開をふまえたうえで、当初予定していた訪問事業から通所事業に比重を移すなど、相互でコミュニケーションをとり、より多くのアイディアを出し合いながら、是非事業の発展に努めてほしい。
PDFファイルをご覧いただくには、Adobe Readerが必要です。Adobe Readerをお持ちでない方は、左記の「Adobe Acrobat Reader」バナーをクリックして、ソフトウェアをダウンロードし、インストールしてください。
このページに関する問い合わせ先
地域創造部 コミュニティ文化課 共働推進担当
電話:092-580-1836
ファクス:092-573-7791
場所:新館3階