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過去の広報「大野城」大文字から

更新日:2018年09月01日

(広報「大野城」平成30年9月1日号「大文字」)

広域の大雨特別警報下での西日本一帯の大災害や気象庁の予報官が「災害」と認識すると語った「命の危険が生じる暑さ」など、かつて経験したことのない大自然の脅威にさらされたこの夏も終わろうとしています。

大野城市では、夏休みに入ると、すぐに「第13回子どもたちのいのちを守る研修会」が開催されました。

東日本大震災で生きたくても生きられなかった多くの人たちのこと、家族や仲間や生まれ育ったふるさとを一瞬に失った生徒たちが闘う姿など、切々と語られた陸前高田市の金賢治教育長の講話は心を打ちました。

「当たり前に『ある』ことが一番の幸せ」と前置きして、「あなたは、今ここで、精一杯生きているか」「もったいない生き方をしていないか」と私たちに問いかけられました。「災害もいじめも、同じようにいのちというものを大切にしなければ防げない」ということを改めて学びました。

大自然の脅威と命の重さを教えられた、今年の夏でした。

インターンシップ研修(広報「大野城」平成29年12月1日号「大文字」)

夏から秋にかけて「夏まつり」「敬老会」「運動会」「文化祭」など、各区では大きな行事が続きました。そんな中、市から派遣された若手職員の活躍に目を止められた市民も多かったのではないでしょうか。

市では、平成25年から地域活動インターンシップ研修をスタートさせ、27ある行政区に2名ずつ(隔年)職員を出しています。創設当初は入庁3年目までが対象だったこの制度も、区長さんたちの「もっと続けてほしい」の声に押され、今やキャリア10年の職員にまで枠を広げ、他市にはない人材育成事業となっています。

現場には汗と涙、感動があります。臨機応変の能力も磨かれます。特筆すべきは、研修を終えたあとも、行事が近づくと区民の皆さんから応援依頼の声がかかるほどに絆ができあがっているということでしょう。

師走の月も、「もちつき大会」や「クリスマス会」「大掃除」など区の行事は目白押しです。頑張っている職員への「ごくろうさま」の一声は、必ずや彼等を奮い立たせることでしょう。

『書くということ』 (広報「大野城」平成28年11月1日号「大文字」)

  • 本年四月に市ホームページがリニューアルされ、私は『日々の写真から』を毎週執筆しています。実は、この『大文字』欄も、市三役と全部長、広報担当職員で毎号分担をして文章を書くようにしました。
  • 「いのちの教育」実践者・東井義雄先生は、書くことの大切さを次のように著しておられます。
    …「書く作業を取り入れると子どもがしゃんとしてくる。人間そのものが、ぐんぐんしっかりしてくるものだ。」と。
    日々の仕事を整理し、他部門や次世代の人のために、事実や思いを書き印している私たちも、かくありたいと思うばかりです。
  • 原稿を書くとき、私はペンを走らせます。次々に浮かんでくる考えが途切れないように、思考スピードに合わせて、頭から手へと伝えていくのが私のやり方です。
    書いたものは残ります。以前書いたものを読み返していると、行間から、その時々の背景が鮮やかに蘇ってきます。そこで自問することになるのです。「自分は、この文章を書くために最善を尽くしていただろうか」と。

『十訓』 (広報「大野城」平成27年4月1日号「大文字」)

新年度を迎えました。今日から新天地に一歩を印された方の一助になることを願い、私の「備忘訓」を紹介します。

  • 一、攻める
    問題から逃げない果敢な気力
  • 一、鍛える
    いかなる処でも受けて立てる体力
  • 一、想う
    人の痛みがわかる思いやりの心
  • 一、見抜く
    相手の考えや背景を考える洞察力
  • 一、磨く
    仲間が寄って集まる人間性
  • 一、秀でる
    誰よりもその道で秀でた知識・技術
  • 一、読む
    将来のことを想定できる先見性
  • 一、配る
    八方に配慮して万全を尽くす計画性
  • 一、引く
    失敗を素直に認める謙虚さ
  • 一、決す
    岐路に立って踏み出す決断力

大野城市の今年の新人は17名。あせらず、コツコツと「積小為大」(尊徳)の精神で自分磨きに励んでもらいたい。

『感』『謝』(広報「大野城」平成26年4月1日号「大文字」)

  • 「ありがとう」は魔法のことばと言った人がいる。
    確かに、先のソチ冬季五輪でも、さまざまな「ありがとう」が語られた。自らに究極の目標を課し、百錬千磨してきたトップアスリートたちが、勝負の直後、異口同音に発した家族やふるさとの人々に対する感謝のことばは、ジーンと胸にしみた。それぞれの背景は違っていても、やはり、たどり着くところは一緒なのだと心を揺り動かされたのは、私だけではあるまい。
  • ところで、2月末に発表された「今、あなたに贈りたい漢字コンテスト」(日本漢字能力検定協会)でも、一番の「笑」に続いて多かったのは「感」「謝」「友」。
    「笑いを絶やさず、感謝を忘れず、周囲の友を大切にしたい」という今の世相が映し出されているように思われる。私たちは、失われた20年の忘れ物を今、取り戻そうとしているのではないだろうか。
    さあ、希望溢れる新年度を迎えた。「ありがとう」のことばで、みんなに魔法をかけてみようではありませんか。

萬謝(広報「大野城」平成25年4月1日号「大文字」)

  • 『大利アンダーパス』をくぐるたびに、「これは長年にわたって、市道に思い切った費用をかけて掘られた、次代に繋ぐトンネルである。」と感慨を深くする。
  • 市制40周年を記念した、あの開通式から一年、市内では各種記念事業や冠を付けた大会などが盛んに開催され、延べ30万人の皆さんにご協力いただきました。そして、年度最終日となった昨日は、そのフィナーレとも言える、被災地支援の『まどかショップ』が「ありがとうセレモニー」をもって閉店しました。販売員としてご支援いただいた多くのボランティアの方々に心から感謝申し上げます。
  • この一年は、市民とともに作った記録と記憶に残る四十歳の誕生年となりました。今日からは、また新しい一歩を踏み出します。水城・大野城の築1350年を控え、改めて「一眼は遠く歴史の彼方に、一眼は脚下の実践へ」のことばを銘記しているところです。

祝40周年(広報「大野城」平成24年4月1日号「大文字」)

  • 昭和47年4月1日、大野城市が誕生。市制施行以来一貫して求めてきたコミュニティによる街づくりは今、新たなる「共働」という旗を掲げ進化を遂げようとしています。幸いにも節目の年にここに住まう私たちは、先達に想いを馳せながら、今日あることを感謝し、40周年の今年を、市民みんなで歴史に刻もうではありませんか。
  • インフォメーションが新装なった「まどかぴあ」では、被災地応援のための『まどかショップ』が、今日オープンします。ここでは、被災地の特産品や市制施行40周年グッズの販売なども行われます。
  • また、下大利南ヶ丘線では『大利アンダーパス車道部分』が今日竣工。子ども会による「綱引き大会」や「通り初め」などで賑わっていることでしょう。
  • 記念式典は7月8日。その日のために130名もの市民合唱団が猛特訓中です。さらに、コミュニティごとにシンボルマークも決まりました。盛り上がりを見せる「不惑」の大野城市。笑顔の輪で東日本に元気を送りましょう。

広報「大野城」平成23年4月1日号「大文字」

  • 今、北アフリカや中東では革命の嵐がドミノ現象として襲っている。失業率が上昇し、若者たちがソーシャルネットワークを駆使して歴史的な変革を演じきっている。
  • 遠く紀元前二世紀の古代ローマにも、失業問題はあった。その時、ローマは軍隊を徴兵制から志願制に移し、職を与え、凌いだという。「ローマ人の物語」の著者、塩野七生女史は、「日本人へ リーダー篇」の中で『失業とは、生活の手段を奪われるだけでなく、自尊心を育くむ手段さえも奪われること』と述べ、古代ローマの皇帝の英断を讃えている。
  • 地中海沿岸諸国の乱は、二千数百年の時空を超えて、私には古代ローマの勢力図と二重写しに見えてくる。革命の津波は東アジアに及ぶやもしれない。我が国も手をこまねいてはいられないのである。
  • ところで、大野城市では、四月一日、この大氷河期を勝ち抜いた十九名の新入職員が初登庁する。自分自身の誇りと自尊心というものを、公僕としての仕事を果すことで確実なものにしてほしいものである。

1000号発行に想う(広報「大野城」平成22年8月1日号「大文字」)

  • 「昭和四十年度を契機に”広報おおの”を発刊し、躍進おおのを希求する二万四千有余の町民のみなさんの生活に最も関係の深い町政のことを、つぶさにお知らせ (略)」
    これは、記念すべき第1号での河波孝夫町長の冒頭文である。爾来、創刊の理念を引き継ぐこと45年、”広報大野城”は本号で1,000号の歴史を刻んだ。
  • 発行当初の紙面からは、東京オリンピックを成功させ、高度経済成長にさしかかった郷土の息吹が感じられる。
    「大野町の人口増加率県下1位(第7号、昭和41年4月1日)」「第1回町民体育大会開催(第13号、昭和41年10月1日)」「公民館提唱”まどか運動”スタート(第20号、昭和42年5月1日)」 等々。
  • 先達たちが一言一句に愛郷の想いを込めて綴ってこられたこの広報が、次の節目となる2,000号を迎えるのは2,050年頃。人口減少と超高齢社会が定着した、その時代の苦悩は想像に難くない。歴史のページをめくりながら、未来からのメッセージに耳を傾けていると、今、打つべき脚下の一策が見えてくる。

純金の輝き(広報「大野城」平成22年4月1日号「大文字」)

  • 大野城市にも中途採用を含め24名の新人が本日(平成22年4月1日)、顔を揃える。地域主権が進むなか、「地方自治こそ己の本懐」と覚悟を決め、希望を抱いてスタートを切る。
  • さて、感動で世界中が沸いたオリンピックから早くも1カ月が経った。国の威信をかけて一瞬の勝負に挑んだ若きアスリートたちの気迫込もったパフォーマンスは、見る者に勇気と力を与えてくれた。悲喜こもごもの結果ではあったが、観衆の目を釘付けにできるのは、彼等にバンクーバーまでの長く険しい道程があるからであろう。プレイの中に、金メダル以上の純金の輝きを、人は見、そして感動した。
  • 新社会人の若者にも、大小は問わない、その純金の光を放つ人間に成長してほしいと願う。崇高なる志を持ち、その道の頂上を目指して、ひたすら努力を重ね、心を揺り動かすような組織づくり、地域づくりに貢献してもらいたい。
    とはいえ、しばらくは実践に向けて稽古が続く。「忙しい」とか「きつい」などと顔を歪めることなく、心の筋をピンと張り、まずは精進あるのみ。

エース登場(広報「大野城」平成20年8月1日号「大文字」)

  • 杉内俊哉投手の北京オリンピック出場が決まった。シドニーオリンピック、WBC世界大会に続いての日本代表入りである。
  • すでに、春口・柴田両選手への「応援のぼり」は市内に林立し、支援ムードは盛り上がってきている。そこに豪腕杉内投手の堂々の登場である。これまで大野城市民に夢と希望を贈り続けてきたエースに、この時こそ大声援で返礼しなければなるまい。
  • ところで、我が大野城は、唐・新羅連合軍に大敗した大和王権が国土防衛の最前線として西暦665年に築城した山城である。
    幸いにも軍事目的で使われたことはなく、いわば平和の象徴として歴史を刻んできたともいえよう。
  • そして今、三人の若者が、マウンドに土けむりを舞い上げ、プールに水しぶきをあげ、新しい歴史を創らんと、唐の国、北京に乗り込む。
    この世界のトップアスリートによる平和の祭典に、郷土大野城から強力な東風を送り込もう。

二人のトビウオ(広報「大野城」平成20年5月15日号「大文字」)

  • 怒号とびかう中、聖火は北島康介選手たちによってつながれた。万雷の拍手に迎えられて走り抜けてほしかったが、残念。
  • とはいえ、オリンピックまで百日を切った。この世界のひのき舞台に平野中学校卒業の二人のトビウオが、日本選手権で優勝し、出場を決めた。
  • 2001年福岡世界水泳選手権に中学生として出場し、「粉々にされた」春口沙緒里選手の復活劇は見事の一言である。
  • また、柴田隆一選手は、強豪ひしめく種目で競り勝っての三連覇。その勇姿に胸を打たれた。
  • 近代オリンピックの創設者クーベルタンは「人生において重要なことは成功することではなく、努力することにある。よく戦ったかどうかにある。」と語った。大野城市が生んだトビウオたちもまた、幾多の艱難(かんなん)を乗り越え、よく戦い、よく勝った。
  • スポーツには国境も宗教もない。トップアスリートが集う平和の祭典で「誇らしげに、水しぶきをあげよ!」と市民あげて二人に声援をおくろう。

サクラ・サク(広報「大野城」平成20年4月1日号「大文字」)

  • 待ちに待った桜の開花、いよいよ新年度の始まりです。
    大野城市役所にも16人の新戦力が顔をそろえます。KY式に言えば、「SD」 社会人デビューです。彼らこそ、将来の市政を支える貴重な人財です。
  • 迎える私たちも、襟を正し、形を整え、「実力・サービス・ナンバーワン自治体」を目ざす先輩職員として範を示さなければなりません。
    華やかな桜咲く季節の、この清新な緊張感、新芽をはぐくもうとする雰囲気を大切にしたいものです。
  • そこで、新人に贈る言葉、
    一 時を守り
    一 場を清め
    一 礼を正す
    これは、国民教育の父、森信三師が再建の三大原理として学校現場などで唱え、実践された哲理です。私たちも改めて魂に刻み込む必要がありましょう。
  • 「サクラサク」とは吉報を知らせる良い響きです。日本の精神美とも言われる桜満開のした、新人歓迎のうたげが、今年もさかんに行われることでしょう。

一発勝負(広報「大野城」平成19年10月15日号「大文字」)

  • 「大文字まつり」で市内がにぎわいを見せていたその日の午前、筑紫地区消防操法大会があった。競技はわずか数分間でホースの延長技術を競う過酷な一発勝負である。選手たちは、長く暑かったこの夏の間、基礎訓練を積み重ね、一瞬の勝負に描けてきたのである。しかも、傍らに正業をこなしながら。
    人間の芯なるものを鍛え抜く基本動作訓練では、県下でも有数の厳しさを誇るのが大野城市消防団なのである。
  • 話は変わるが、夏の一発勝負で平成19年の感動試合を三つあげれば、
    • がばい旋風の佐賀北高
    • 母でも金のヤワラちゃん
    • 驚異のねばりの土佐礼子さん
    となるだろう。
    基本を大切にして、コツコツと厳しい練習に耐え、地力を養ってきた彼等だからこそ、土壇場の極限状態でも平常心で戦い抜けたのだと思う。やはり、努力は裏切らなかった。
  • さて、大野城市消防団はといえば、第一分団が自動車ポンプの部で堂々の優勝、そして午後からは例年同様、全消防団員で「まつり」の警備についていた。

ごみ拾い(広報「大野城」平成19年8月1日号「大文字」)

「捨てる人は、捨てる一方。拾う人は、捨てません。」
学校のトイレや公園の掃除を進めている日本を美しくする会・掃除に学ぶ会の創始者である鍵山秀三郎氏の言葉です。
「誰にでもできる簡単なことを、誰にでもできないくらい続ける」という凡事徹底の心願を立て、掃除道を通して人の心を磨こうとする、鍵山氏。その生きざまに共鳴する世代を超えた人たちが、全国で掃除活動を展開されています。
さて、市役所では、第1・3水曜日に若手職員を中心に20から30人が早朝出勤して、ほうきやごみ袋を手に市役所周辺を自主清掃しています。回収ごみの中で一番多いのはたばこの吸い殻。
夏休みになると菓子袋や空き缶などが増えてきます。子どもたちは、大人たちを見て育っているのです。
あと一カ月となった夏休み。家庭でも、ごみのポイ捨てをしない生活習慣を身につけさせる努力をしましょう。その第一歩はごみを拾うこと。
拾う人は捨てません。

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企画政策部 自治戦略課 秘書担当
電話:092-580-1801
ファクス:092-573-7791
場所:本館3階

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